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  1. 鳥取市議会 2000-09-01
    平成12年 9月定例会(第6号) 本文


    取得元: 鳥取市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    2000年09月22日:平成12年 9月定例会(第6号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                     午前10時1分 開議 ◯本多達郎議長 ただいまから本日の会議を開きます。 日程第1 議案第99号平成12年度鳥取一般会計補正予算から議案第115号業務委託契約締結についてま      で及び議案第117号工事請負契約締結についてから議案第119号工事請負契約の変更についてま      で(質疑委員会付託議案第105号から議案第107号は除く)) 日程第2 報告第7号専決処分事項報告について(質疑◯本多達郎議長 日程第1、議案第99号平成12年度鳥取一般会計補正予算から議案第115号業務委託契約締結についてまで及び議案第117号工事請負契約締結についてから議案第119号工事請負契約の変更についてまで、以上20案並びに日程第2、報告第7号専決処分事項報告についてを一括して議題とします。  これより20案及び報告に対する質疑に入ります。  通告により発言を許します。  25番武田えみ子議員。 ◯25番 武田えみ子議員 議案第99号に対しまして、民生費の2項目についてお尋ねをいたします。  初めに、18ページ民生費福祉工場整備助成費1,000万と計上されておりますことについて、お尋ねをいたします。  今回、陳情第16号で社会福祉法人ウイズユーへの支援助成金陳情またそれから制度金融に関することの陳情が出ておりますが、ちょうど何かこの予算計上と見させていただきまして、少し「あらっ」と思いながら拝見しているところでございますが、この助成費の1,000万、鳥取市が助成することに対して国・県がこのことで支援体制があるのかどうか、そのことをお伺いしたいと思います。  この陳情書の内容を拝見いたしますと、この大変厳しい社会情勢の中で障害者雇用がいろいろと狭まってきている部分、厳しくなってきている部分が述べられております。確かに雇用の場の確保、拡大ということについては、大変常日ごろから御努力いただいているものと思っておりますけれども、このあたりの今、福祉工場の置かれている状況、またそれに対して鳥取市が今回この予算計上していることに対し、国・県が今どのような支援助成等々を計画されているのか、また実施なさったのか、そのあたりをお聞かせいただきたいと思います。  2点目は、児童福祉費の中の放課後児童対策事業費で475万5,000円が予算計上されておりますが、この内訳を聞かせていただきたいと思います。  以上2点、お伺いをいたします。 ◯本多達郎議長 中嶋福祉保健部長◯中嶋 昇福祉保健部長 25番武田議員さんから福祉工場整備助成費、並びに放課後児童対策事業費につきまして御質問をいただきました。お答えをいたします。  まず初めに、福祉工場整備助成費についてでございますけれども、平成8年に設立をされておりますウイズユー千代工場でございますけれども、本年8月1日付で開設時の定員20名を10名増員をいたしまして30名とし、クリーニング大型機械設備を現在の2台から3台に増設するように計画をされておるところでございます。本市では、この事業を適当と認めまして、設備費について1,000万を助成をするために今定例議会において補正予算を計上させていただいたところでございます。  10名の定員増の背景には、議員御指摘のとおり、不況の影響を受けまして企業倒産でありますとか規模縮小による解雇者増加等障害のある方に大きな影響をもたらしていることが挙げられます。このことから10人の定員増雇用ニーズに対応したものであり、大きな意義を持つものであると、このように考えております。
     事業費の総額といたしましては5,657万4,000円でございまして、その内訳はシーツロール機1,800万円、投入機1,300万円など、機械設備一式で5,289万4,000円、さらに据えつけ工事費が368万円となっております。この財源といたしましては、社会福祉医療事業団からの借入金1,500万円、それから日本障害者雇用促進協会障害者助成金で1,500万円、県の助成金1,000万円、本市助成金1,000万円、自己資金657万4,000円となっておりまして、可能な限り借入金自己資金を活用した上で、県と市にそれぞれ1,000万円ずつの助成要請があったものでございまして、県では6月補正の対応が既になされておるところでございます。  次に、一般的な国・県の助成についてでございますけれども、10名増によりますところの運営費につきましては、国・県それぞれ2分の1の補助がございますが、このたびの設備整備補助につきましては、いわゆる制度上におきますところの国・県の補助対象とはなっておりません。  それから、次に、放課後児童対策事業費についてでございますけれども、このたびの補正額475万5,000円につきましては、この中身は実は2つの要因がございまして、まず1つ目でございますけれども、本市では現在12の小学校放課後児童クラブを実施をしておるところでありますが、この12の放課後児童クラブは本年度当初に児童数19人以下の小規模クラブクラブ、20人から35人の中規模クラブクラブ、36人以上の大規模クラブクラブ計画をいたしておりましたが、このうち城北、若葉台、浜坂小学校の3クラブ児童数の増によりまして、中規模クラブから大規模クラブに移行することになりました。大規模クラブになりますと、指導員増員運営費等が年額で1クラブ当たり133万8,000円の増額となりまして、3クラブで401万4,000円の増額となります。  さらに、2つ目の要因でございますけれども、平成12年8月より単県事業でございますけれども、障害児を1名以上受け入れをし、その担当職員を1名配置する市町村に対しまして、年額111万1,400円を補助率2分の1で助成する制度が新しく設立をされました。単県事業でございます。  本市では、湖山西小学校クラブに2人の対象児童受け入れをしておりまして、この加算事業費が今年度分では8カ月となりますので、74万1,000円増額されることとなりまして、あわせまして475万5,000円を補正計上させていただいておると、こういうところでございます。  なお、これらの財源内訳でございますけれども、大規模クラブ移行に伴う運営費につきましては、国・県・市それぞれが3分の1ずつが補助率でございますし、これに加えまして本市では、さらに81万円の単独加算をしておるところでございます。  障害児受け入れ事業の74万1,000円申し上げましたけれども、これはただいま申し上げました県と市2分の1ずつの負担と、こういうことになっております。  以上でございます。 ◯本多達郎議長 25番武田えみ子議員。 ◯25番 武田えみ子議員 重ねてもう1度お伺いいたします。  福祉工場助成費についてでございますが、今お伺いいたしますと、それぞれ県が1,000万で鳥取市と同額を既に6月議会補正が採択されているということのようですが、大体、国・県・市という形でいろいろな事業に対して、2分の1ですとか3分の1という形での助成が行われる、補助率が大体そういうような格好で、いろいろな事業に進められてきているように伺っておりますけれども、今回の場合は、全く国の名前がこの1,000万のことについては出てきてないと。いろいろなところでそれぞれ1,500万などの借り入れをされたり、自己資金等、また県と市とので5,000何がし、6,000万近くのこの事業をなさると。これは伺いますと、10名という大変大きな数で雇用の場を確保されるという、障害者にとっては大変すばらしいことだと思うんですね。設立当初から鳥取市がしっかりと支援もしてきたように記憶しておりますけれども、このあたりで国の助成がないというのが、何か私自身うなずけませんで、それには何だかの理由があるんだろうと思いますけれども、鳥取市とされて、やはりあらゆる機会を使われまして、このあたり制度の創設といいますか、そういうようなこともやっぱり行政として働きかけられるべきではないかなというように思いますが、そのあたりいかがでしょうか。  また、もう1度ここで確認させていただきたいのは、設立当初から、平成7年、8年ぐらいからですかね、ウイズユー設立されて障害者の方の働く場を創設してこられた、この中での本市支援はどういうような形でなさってこられたのか、またこれからどういうような計画でこのウイズユー福祉工場を支えていこうという御計画があるのかどうか、お考えがあるのかどうか、そのあたりを伺いたいと思います。  それから、放課後児童クラブの方でございますけれども、伺いますと、大変希望する児童数の増加によって中規模から大規模へという形、また県の方が障害者受け入れてということで、放課後児童クラブを希望される保護者、またお子さん、大変体制的に今、社会状況の中でふえてきている、これにこたえていただけることは大変ありがたいことだと思いますけれども、この一般質問の中でも2番議員質問をされた中に、いろいろと御答弁もあったわけですけれども、これからやはり未設置校への開設に向けての動きといいますか、このあたり保育所だとか幼稚園にはいろいろなアンケートだとか、さまざまな形で声を聞いていただいたりしているようでございますけれども、在学生に対しては、1、2年生というのは次の学年で2年、3年となりまして対象児童になっていくわけで、そのあたりのところが私もさまざまなところから御相談をいただく中で、なかなか声を大きく上げにくい、またどこに届けていけばいいのかというあたりがわかりにくという部分で、在学生、1、2年生に対しての声の集約のあたりが、学校だけではなかなか十二分になってない部分がありますので、担当部とされまして、やはりそのあたりへの働きかけというのが、これから必要じゃないかなというふうに思います。そのあたりについてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。  以上でございます。 ◯本多達郎議長 中嶋福祉保健部長◯中嶋 昇福祉保健部長 25番武田議員さんの御質問お答えをしたいと思います。  まず、ウイズユーの関係ですけれども、財源の中で国の補助がないのはなぜかという御質問についてでございますけれども、国・県の補助のうち福祉工場施設整備費につきましては、実は平成8年の建設時に今既設が2台あるわけでございますけれども、建設事業費と一体となった設備事業でございまして、この建設時の2台についてはその折りに国・県の助成があっておるわけです。補助対象となっております。  しかし、このたび機械のみを設置をするというようなことでございまして、これは補助対象外と、このようになっておるところでございます。こうしたことから、県と市に対しまして助成要請もあったものと、このようにも考えております。  しかしながら、同様の内容事業の場合にありましても、ウイズユー千代工場福祉工場でございますけれども、福祉工場ではなく、授産施設が設置する場合につきましては、今のような場合にありましても国庫補助対象となりまして、御指摘のとおり、こうしたことが福祉工場制度のはざまに置かれていると言われるゆえんではないかなと思っておるところでございます。  このあたり補助制度につきましては、県の方ともいろいろお話し合いをさせていただいて、国の方へも機会あるごとに要望してまいりたいなあと考えております。  次に、福祉工場に対して、設立当初から市としてどのように取り組んできたのかと、このウイズユーでございますけれども、御質問でございます。  ウイズユー千代工場は、開設をされて5年目に入っておりますが、施設の目的からいっても当然大きな利潤を得るというものではございません。クリーニング受け入れ単価が非常に安く置かれた状況の中でございまして、従業員の給与につきましても最低賃金を保障するという福祉的な配慮が必要となっております。当然のことながら、内部留保は困難でございますし、また自己資金は潤沢でもございません。こうしたことから、本市といたしましては、設立時からかなり積極的な支援をしておるところでございます。  まず、建設事業費に対する補助といたしまして、これは同時期に同じ施設内に建設されました福祉ホームとあわせた事業費でございますけれども、県の助成額と同額の5,734万円を建設時の平成7年度に実は支出をしております。これは、国庫補助のうち設置者が本来負担することになっておりますところの補助基準額の4分の1に当たっております。また、建設事業費のうち社会福祉医療事業団からの借入金が4億2,000万ございまして、その利子補助につきまして県と市で2分の1ずつの助成をしておるところでもございます。  さらに、工場等の敷地として市有地約1万1,000平米を貸与しておりますけれども、当初は実は有償契約をさせていただいておりましたけれども、福祉工場経営基盤の弱さや他市の状況等も勘案をいたしまして、平成10年度以降、期限を切っておりますけれども、現在、無償貸し付けとしておるところでございます。  このほか、業種がクリーニング業ということでございまして、当然ながら大量の水を使用しますことから、上水の使用料と、さらには汚水の処理費に対しましても、これまた期限を切りまして、その2分の1を助成をしておるところでございます。  それから、放課後児童クラブにつきましては、議員さんが御指摘ありましたように、就学前につきましては保育所、それから幼稚園等でそういったチラシとかPRをしておるところでございます。それから、在学生で未設置校につきましては、この間の2番議員さんの御質問にもお答えしましたように、校長会等説明もさせていただきますということでございます。  それから、出だしがなかなか出しにくいんでないかという御意見ですけれども、確かにそういうようなことがあるかもしれませんが、今年度から5人以上は対象とするということになっておりますので、だれがその言い出しをするかということがあろうかと思いますけれども、この辺につきましても、うちの方にといいますか、児童家庭課の方にお申し出をしていただければ、うちの方からも逆に学校の方へ働きかけをするとかいったようなことを、いろいろ工夫をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◯本多達郎議長 25番武田えみ子議員。 ◯25番 武田えみ子議員 御丁寧な御答弁いただき、ありがとうございました。  1点のみ市長に申し上げさせていただきたいと思います。  福祉工場助成で金額的には1,000万と聞けば大変大きいようなことにも思いますけれども、障害者自立支援ということでは、大変大事な福祉工場だと思います。財源の大変厳しい状況の中で、いろいろな部分で御努力いただいているわけですが、今後とも障害者の方の雇用の場の確保、また自立支援に対して、鳥取市とされてもしっかりと支援をしていかれることを期待しております。  以上でございます。 ◯本多達郎議長 13番角谷敏男議員。 ◯13番 角谷敏男議員 私は、通告いたしましたように、議案第104号水道事業会計補正予算及び議案第112号の給水条例の一部改正について質問をさせていただきたいと思います。  まず、1つは、水道料金の引き下げの諮問審議の経過についてであります。具体的にお尋ねしたいことは、この第1回目の審議会諮問に当たって、助役が出席して行われたわけですけれども、市長がなぜ諮問を直接なされなかったか、その点、まず質問したいと思います。  2つ目には、答申までに数回の審議会が開催されてるわけですが、市長審議会での各委員さんの発言、意見、また水道局側説明内容など、答申書を受け取るまでこうした審議経過を把握しておられたかどうか。これが2点目であります。  それから、もう1つは、審議会における水道局説明に関してであります。第1回の審議会が5月16日、開かれておりますが、この中で局長が県補助について説明をされております。本議会でも質問が出されているわけですが、この点について、この5月以降の水道局が県に対してどういうふうな県への要請をとってきておられるのか、この点についてお尋ねをしたいと思います。  それから、この水道局説明に関して、再引き上げ計画している時期、これが平成16年度でありますが、この料金に関する市民説明について質問をいたします。  5月29日の第2回審議会議事録によりますと、会長ほか4名の委員から平成16年度から値上げすることについて市民は知らないのではないか、こういった質問が出されているわけです。そのうち1人の細井会長は「前審議会でも平成16年度の値上げについて市民に伝えてほしいという議論をしたが、市民には周知されなかった。メディアの方を通じて伝えてほしい」。会長はこう発言をしておられます。  その後、この4名の委員発言を受けて、管理者はこのように説明をしておられます。「料金引き上げについての説明に本格的に入ったのは3月議会議決後、市報等説明をした」と。これ3月議会というのは昨年の3月議会の意味じゃないかなと私は受けとめたんですが、その後こう言っておられるわけです。「平成16年度以降の値上げについては、水道局から積極的に説明をしてない」。こういう説明をしておられます。  私は、この管理者発言を、市長が随時やはり報告を受けておられたら知っておられたと思うんですけれども、まず市長に、この第2回での平成16年度の値上げに関連した管理者説明について、この説明内容市長が知っておられたかどうか、まず質問をしたいと思います。  以上です。 ◯本多達郎議長 西尾市長。                    〔西尾迢富市長 登壇〕 ◯西尾迢富市長 13番角谷議員さんから御質問をいただきました。水道問題についてお答えをさせていただきます。  まず第1に、第1回の水道事業審議会、なぜ市長が出席してお願いをしなかったかと、こういう趣旨でございますけれども、第1回の審議会に出席をして私から諮問をさせていただいて、第1回目でございますので委員皆様方に就任の御礼とお願いを申し上げたいと、このように日程を予定をしておったわけでございますけれども、審議会開催予定の5月16日に急遽東京の方から要請をいただきまして、それは与党3党による人権問題に関する懇話会が東京で開催されるということになりましたために助役を代理に、この審議会諮問に出ていただいたわけでございます。  この懇話会は、全国都市代表ということで人権問題について意見を述べてほしいと、与党の3党の方から要請を受けたものでございます。ちなみに、この与党3党の懇話会出席者といいますのは、知事代表1名、都市関係代表1名、町村代表1名、この3名でございました。  そういうようなことで、第1回目に出席できなかったということでございまして、このため後になりましたけれども、第3回目の審議会、これ6月26日でございましたけれども、これに出席させていただいて、委員の就任に対する御礼を申し上げますとともに、このたびの諮問理由につきまして、私の思いも込めて説明をさせていただいたものでございます。御理解をいただきたいと思います。  次に、審議会審議状況でございますが、その都度、逐次把握をしておるかということでございますが、審議会審議状況水道事業管理者から、その都度その概要の報告を受けておりました。  それから、3点目でございますけれども、5月29日の16年度以降の値上げの問題について御指摘をいただきましたけれども、先ほど申し上げましたけれども、審議経過の概要というものの報告は受けておりますけれども、個々の発言内容ということまでは聞いていないわけでございまして、内容につきまして、もしも必要がありますれば水道事業管理者の方で答弁をさせます。  以上であります。 ◯本多達郎議長 東水道事業管理者◯東健一郎水道事業管理者 13番角谷議員さんの御質問お答えします。  まず、5月以降の浄水施設県費補助についてのその後の状況はということでございます。  5月以降は、今年の5月12日に日本水道協会鳥取支部総会が開かれまして、鳥取市の方で高度浄水処理施設県費補助を、協会で県の方に要望してほしいということを要請いたしまして、総会で採択をしていただいております。  なお、要望日程等につきましては、現在、調整中でございますので、まだ県の方には要望はしておりません。これは、県の日水協の県支部支部長名ということで要望させていただく予定にしております。  その後、6月14日に国・県に要望する主要事業といたしまして、県に要望をしております。さらに、8月28日に鳥取市長会が開かれまして、これもこの席上、高度浄水処理についての県費補助について県に要望することが採択されております。この日程も現在、調整中でございます。それから、今年の9月11日に県政に対する要望事項として、自民党鳥取県支部連合会に要望をしております。  要望内容は以上でございます。  次に、先ほどの第2回の審議会で私の発言でございますが、これは第2回の審議会さんの質問に答えまして、昨年7月に説明会を32地区でやらせていただいたわけでございますが、説明会は4月15日の市報で各家庭に配布いたしました「あんぜんな水をおとどけするために」という資料を使いまして、主に浄水施設の必要性、方針内容、今回の料金改定を重点に説明を行い、16年度以降については質問に答えての説明であったので、ありのままに申し上げたものでございます。  以上でございます。 ◯本多達郎議長 13番角谷敏男議員。 ◯13番 角谷敏男議員 答弁していただきましたので、引き続いて質問をしたいと思います。  ありのままに管理者説明をしたということを言われました。しかし、これは私は、この本会議で論議がされている、その引き下げ幅のこの審議会の論議に影響しておると、かなり影響したなあというふうに受けとめざるを得ないんです。第2回の審議会管理者説明の後にも、この値上げ説明してないのでは問題があるということをおっしゃってますね。これはある委員の方がおっしゃってます。それから、もう1人の方は「16年度以降の値上げの問題もあるけれども、先行投資してきた受益者に対して払わなければならない」と、こういう発言もあります。会長も、この補助をどうするかと、これを今回値下げしてしまうのか、それから16年度以降に値下げをするかというような、ちょっと整理をされるような発言があります。  私は、やっぱり本会議でもいろいろ皆さん論議をされておりますけれども、この局長の発言というのは、やはり値上げについては説明しなかったということは、これは大きな問題じゃないかなと思うんですよ。市長も3月議会の私の質問にも、今後PRをすると、説明をしていくということをおっしゃってるわけですけれども、やはり建設費そのものが170億円であるわけで、そのうちの建設費に対する今回の国庫補助分なわけですね。ですから、そういう経過を見ても、この説明をしてこなかったということは、やはりこの審議会委員さんたちの審議そのものに、この16年度以降の値上げの問題があるということを、その点との兼ね合いでどうしても考えざるを得ないという思いというか、そういう受けとめにもなってきたんじゃないかなあというふうに思います。  私は、市長が答弁の中で、審議会の結論を尊重してということなんですけれども、やはりこの管理者発言というものをですね、私は市長議事録を見て御存じだと思いますので、改めてこの審議会の経過について、市長、どう思っておられるか、ひとつ質問したいと思います。 ◯本多達郎議長 西尾市長。                    〔西尾迢富市長 登壇〕 ◯西尾迢富市長 13番角谷議員さんから重ねての御質問でございますけれども、これも本会議で答弁しておりますし、提案理由の中にも説明させていただいておるとおりでありまして、審議会でいろいろ議論があったと思うわけでありますけれども、その中で最終結論を出させていただいたものは鳥取市長として尊重させていただきたいと、こういう思いでございます。  以上であります。 ◯本多達郎議長 13番角谷敏男議員。 ◯13番 角谷敏男議員 最後に、簡単に1つだけ改めて質問をいたします。  約51億円の国庫補助についての趣旨の説明というのは諮問のときに、そして先ほどの答弁では市長もその思いというものも、理由というものも話させてもらったということをおっしゃいましたけれども、やはり当時者である水道局がこの審議会の論議の中で、もっともっと説明する機会というのは、議事録を読んでみるとやはり私はあったと思うんです。結果論だというふうに言われるかもしれませんけれども、何人もの水道局の役職の方が出ておられるわけですから、そういう点でこういう審議会での説明の対応というものが、この市民の感情、やはり国庫補助分は引き下げてほしいと、そういうことにこたえ切れないような、この審議会の結論になったじゃないかなということを、この議事録を読んで僕は思わざるを得ないわけです。そういう市の責任、水道局の責任というものを改めて検討していただいて、この提案というものをやはり見直される考えはないか、1点だけ質問したいと思います。  以上です。 ◯本多達郎議長 西尾市長。                    〔西尾迢富市長 登壇〕 ◯西尾迢富市長 13番角谷議員さんの御質問でございますけれども、先ほど申し上げておりますように、既に提案をさせて、いろいろ慎重審議といいましょうか、そういうものを尊重して、私もいろいろ考えましたけれども、審議会の答申は尊重すべきと、こういう気持ちでございまして、これを提案させていただいておるわけでありますので、これを見直すというようなことは考えておりません。 ◯本多達郎議長 これで通告による質疑を終わります。  ほかに質疑はありませんか。                    (「なし」と呼ぶ者あり) ◯本多達郎議長 これで質疑を終わります。  議案第99号平成12年度鳥取一般会計補正予算から議案第104号平成12年度鳥取市水道事業会計補正予算まで、議案第108号社会福祉事業法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから、議案第115号業務委託契約締結についてまで及び議案第117号工事請負契約締結についてから議案第119号工事請負契約の変更についてまで、以上、17案は審査のため、お手元に配付しています議案付託表のとおり、所管の常任委員会に審査を託します。  なお、請願・陳情につきましても、文書表のとおり付託します。 日程第3 企業会計決算審査特別委員会の設置について ◯本多達郎議長 日程第3、企業会計決算審査特別委員会の設置についてを議題とします。  お諮りします。  議案第105号平成11年度鳥取市水道事業決算認定についてから議案第107号平成11年度鳥取市老人保健施設事業決算認定についてまで、以上3案については、委員会条例第4条の規定により、11人の委員で構成する企業会計決算審査特別委員会を設置し、審査を託したいと思います。  御異議ありませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯本多達郎議長 御異議なしと認めます。したがって、3案は、11人の委員で構成する企業会計決算審査特別委員会を設置し、審査を託すことに決定しました。  お諮りします。  ただいま設置されました企業会計決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、1番小橋太一議員、3番山崎健一議員、7番森田紘一郎議員、8番高見則夫議員、9番松本信光議員、10番藤縄喜和議員、12番村山洋一議員、16番両川洋々議員、17番上田孝春議員、20番河越良二議員、21番福田一郎議員、以上、11人の方を指名したいと思います。  御異議ありませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯本多達郎議長 御異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました11人の方を企業会計決算審査特別委員会の委員に選任することに決定しました。  正副委員長互選のため、しばらく休憩します。                     午前10時41分 休憩                     午前10時51分 再開 ◯本多達郎議長 ただいまから会議を再開します。  報告事項がありますので、事務局長に報告させます。 ◯小谷荘太郎事務局長 先ほど開かれました企業会計決算審査特別委員会におきまして、委員長に21番福田一郎議員、副委員長に17番上田孝春議員が互選されました。
     以上、報告を終わります。 ◯本多達郎議長 以上で、本日の日程はすべて終了しました。  本日は、これで散会します。                     午前10時53分 散会 このサイトの全ての著作権は鳥取議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Tottori City Council, All rights reserved....